
注意:
TRY:トルコリラ
行動ファイナンスで言われている【時間選好率の歪み】とは将来の大きなお金よりも、目先の小さなお金を好む傾向にあるバイアスです。
これは公的年金問題にまで発展している事態になっており、十分な理解が必要になって来ています。
🐣日本における毎月分配型投信について
日本の投信では毎月分配型投信が売れて売れてしょうがない状況になっています。
一時期は、金融庁が毎月分配型投信は顧客本位ではないと言って、販売自粛をしていたのですが、金融庁の報告書の問題で再び金融機関は毎月分配型投信を販売して非常に売れているそうです。
本来、投信の分配金とは信託財産の取り崩しで、それは投資されている有価証券からの配当金や利息分だけとは限りません。
毎月分配型投信の場合は信託報酬が高いなどの問題もあります。
流石に、昔のような過度の分配金を出す投信は少なくなりましたが、それでも売れるから販売をしています。
これは行動ファイナンスの【時間選好率の歪み】で、多くのお年寄りがこのバイアスに気が付いていません。
ただ、将来的には現在のお年寄りは20年後にはいなくなります。
そうなれば、今の40代~50代がお年寄りになって行きます。
そうなると、今売られている毎月分配型投信は次第に売れなくなると思われます。
その世代にはつみたてNISAやiDeCoなどの普及で、良質な投信を買う人が増えて来るからです。
日本で売られている毎月分配型投信は、高い手数料を取る為に行動ファイナンスを悪用した事例であり、こう言った物には絶対に手を出さない事が重要です。
こう言った悪しき伝統が無くなると良いですね。
🐣FXの高金利通貨ロングによるスワップポイント狙いについて
FXをやっている人でTRYをロングにしてスワップポイント狙いをする人が非常に多くいます。
これも行動ファイナンスで言う【時間選好率の歪み】でコストが0である前提ならばどんなポジションを取ろうがゼロサムなのに、スワップポイントが手っ取り早くもらえるポジションを好む傾向があります。
現実はコストがかかるので、高金利通貨をロングであれショートであれ、やらない方が良いのに手を出す人がいます。
為替ヘッジでの利用なら問題はありませんが、高金利通貨をロングにする人たちで資産形成できた人は聞いた事がありません。
🐣高配当株式投資について
高配当株式投資については投資手法自身には特に問題はありません。
ただ、注意点もありまして単に高配当ならば何でも良いとは言っていません。
高配当の要因が業績悪化や高金利国の株式などの要因もあります。
Xで見る限り、見かけだけの高配当に釣られて買ってしまって後で減配や含み損の状況に陥ってしまう事が多くあります。
これも行動ファイナンスで言う【時間選好率の歪み】が関係しています。
高配当株式投資の場合は、分散投資も大事ですが配当成長率や持続可能性の高いビジネスへの投資なのかも見極めながら、投資をして行かないと後々、失敗に気が付くのでは遅いからです。
🐣公的年金問題を悪化させている犯人の1つが【時間選好率の歪み】
今の日本の公的年金は60歳~75歳までの任意で受給できる選択制で、65歳が本来の受給ですが、65歳未満での受給は繰り上げ受給、65歳以降の受給は繰り下げ受給です。
引用【平成28年末において、受給者総数735万人のうち、繰上げ受給251万人(構成比34.1%)、65歳からの本来受給474万人(同64.5%)、繰下げ受給10万人(同1.4%)となっています。実に3分の1以上が繰上げ支給を選択しています。】
平成28年末時点ですが、日本の公的年金をもらっている人で繰り上げ受給と繰り下げ受給ではどちらが多いのか?と言えば圧倒的に繰り上げ受給が多くなっています。
これは制度に対する無知もありますが、それだけでこんなに圧倒的大差が付いているのではありません。
ここにも行動ファイナンスで言う【時間選好率の歪み】が関係しています。
そもそも公的年金の趣旨とは何か?
それは老後に働けなくなって収入が途絶えてしまうリスクに対するリスクファイナンス手段です。
だから、働けるのならば働いて公的年金をもらうのは働けなくなった時で良い筈です。
そう考えれば、繰り上げ受給が異常に多い事態にはならない筈です。
ですが、公的年金の趣旨を理解せず、年金は早く貰った方が得だと言った間違った判断をしてしまっています。
これが今の日本の公的年金問題を悪化させており、そこへ図に乗っているのが三流週刊誌です。
実は行動ファイナンスで言う【時間選好率の歪み】とは怖い物で、これが親の代から続く悪行にもなっています。
公的年金問題を解決して行くには【時間選好率の歪み】を理解して、公的年金の趣旨を十分理解して行く事がとても重要です。
🐣給与の前払いをする人がいるから作り出した余計なコスト
基本的には給与は前月働いた勤務実績で翌月に支払われるケースがほとんどです。
ところが、給与を給与支給日前に支払う給与前払いがビジネスになるほど活況に満ちています。
しかしながら、この手のサービスの大半は手数料がかかります。
これも行動ファイナンスで言う【時間選好率の歪み】が関係しています。
本来ならば給与支給日にもらっていれば手数料はかからない筈です。
給与の前払いでは多くの場合で手数料がかかる事を考えれば、馬鹿馬鹿しい話ですが、それでもそう言う人がいます。
🐣【時間選好率の歪み】を理解しないと自分が生きて行く事が困難なほど大きな損をする事に
この問題は投資だけの問題ではなくて公的年金問題でも頭が痛い物で、これに図に乗って来るのが三流週刊誌です。
このように【時間選好率の歪み】が状況を悪化させている事に気が付かないと自分が人生最大の損失になる事が多いです。
それによって生きて行く事が困難になっているケースがあまりにも多いのです。
毎月分配型投信から公的年金問題まで、全てが自分の損失に降りかかる事でマスコミが騒いでいます。
本来は馬鹿馬鹿しい話で済まされる話ですが、大半の日本人がその馬鹿馬鹿しい事をやっています。
それによる損失を100%回避できただけでも、自分自身がなんの不安もなく生きて行けるケースが多くなる筈です。
そろそろですが、この問題にも気が付いて行動した方が良いですね。
応援よろしくお願いします。
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